子育て世代にとって、親のサポートはとても心強い存在です。
私の母も、子どもたちの保育園や習い事の送迎を手伝ってくれたり、生活のちょっとした部分を支えてくれたりと大きな助けになっています。
そんな母に「少しでも楽をしてほしい」と思い、実家の家計見直しに取り組みました。
まずはスマホのネット回線をドコモからイルモに変更しました。イルモへの移行の経緯については、こちらの記事で詳しく紹介しています。
→ [【体験談】母の携帯をドコモからイルモに変更して月3,000円節約!安心・無理なく家計見直し](内部リンク)
通信費を見直したことで、イルモ料金を含めたdカードゴールドの月々の支払いは約9,000円になりました。
しかし、イルモはdカードゴールドの特典である10%還元の対象外となり、還元率は1%に下がります。
このままでは、年会費のもとをポイントで取り戻すのが難しいと感じ、次にdカードゴールドの年会費の見直しに取り組むことにしました。
dカードゴールドの年会費は11,000円
母は長年 dカードゴールド を利用していました。
しかも、毎年の年会費は 11,000円(税込)でビックリ。
旅行もしない、携帯補償を使ったこともない、ポイント還元も年会費を上回るほどは活用できていない――。
つまり「ゴールドの特典を生かせていない」状況でした。
「これって完全に無駄じゃない?」と思い、**dカード(年会費無料)**への切り替えを検討しました。
dカードゴールドからdカードへの切り替え方法
実際にやった流れは以下のとおりです。
- dカードサイトまたは電話で「dカードに変更したい」と申込み
- 数日後、自宅に申込書類が届く
- 記入・返送
- 新しい dカード(一般カード) が届く
特別な審査というより「切り替え手続き」という感覚でした。
ただ、母ひとりではやや難しかったようで、私がサポートして進めたらスムーズに完了しました。

手続きを家族で手伝ってあげるのがポイント
年会費ゼロで家計がすっきり
切り替えの結果、年会費11,000円がゼロに。
ゴールド特典はなくなりますが、母の生活スタイルには不要なものばかりでした。
「毎年知らないうちに1万円以上払っていた」と気づき、母もホッとした様子。
固定費をひとつ減らすだけでも、家計も気持ちもすっきりするものです。
dカードゴールドからdカードに切り替える際の注意点
まず、年会費(11,000円)を超えるだけのポイント還元を受けている方は、引き続きdカードゴールドを使ったほうがメリットが大きい場合もあります。
また、ETCカードについては注意が必要です。
- dカード利用者は、年1回もETCを利用しない場合は550円の年会費がかかります。
- dカードゴールド利用者は、ETCカードの年会費が無料です。
私の母もdカードETCを持っていますが、高速道路をあまり使わないため、今後は解約も視野に入れて見直す予定です。
さらに、dカードゴールドは家族カードが1枚目無料で発行されるため、家族カードを使っていないかも一度確認しておくと良いでしょう。
旅行好きの方は、dカードゴールドに旅行保険が付帯されている点も見逃せません。
年会費とのバランスを考えながら、自分のライフスタイルに合ったカードを選ぶことが大切です。
最終的には、メリット・デメリットを比較して、ご自身の判断で納得できる形を選んでください。
クレジットカードの年会費は“固定費”のひとつ
今回の見直しで強く感じたのは、クレジットカードの年会費はサブスクのような固定費だということ。
- 旅行をしない
- 特典を使わない
- ポイント活用が苦手
そんな方は、ゴールドカードを持っている意味が薄いかもしれません。
「なんとなく持ち続けている」カードは、一度見直す価値があります。
まとめ|親世代の家計も一緒にチェックを
今回は母のdカードゴールドをdカードへ切り替えた体験談を紹介しました。
- 年会費11,000円を節約できた
- 手続きはWeb・電話で簡単
- クレジットカードの内容変更はめんどくさく思われ、ハードルがあるので、子世代がサポートすると安心
クレジットカードの年会費は、知らないうちに家計を圧迫する落とし穴。
自分のクレジットカードだけでなく、ぜひ親のクレジットカードや固定費も一緒に見直してみてください。


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